マイセトーマ(菌腫)

キーファクト(主要な事実)

  • マイセトーマ(菌腫)は皮下組織を破壊する感染症で、慢性的に進行して皮膚や深部組織、骨を侵します。
  • マイセトーマの原因は、いろいろなバクテリアや真菌類です。
  • マイセトーマは雨期が短く乾期が長く棘の多い藪の生育に適した熱帯および亜熱帯の環境で発生します。
  • 地球規模の状況は不明ですが、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカの国々から流行が報告されています。
  • マイセトーマの流行地域では、患者、地域社旗、医療サービス等に対し、医療、保健そして社会経済の観点から多くの好ましくない悪影響が生じます。
  • 一般的に履物や衣服の着用で刺し傷を予防できるので、流行地域の住人やその地を訪れる人々には、裸足で歩かないよう助言すべきです。

本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)。

厚生労働省検疫所ホームページ :マイセトーマ(Mycetoma:真菌球、菌腫)について (ファクトシート)

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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