風疹

キーファクト(主要な事実)

  • 風疹は空気中の飛沫によって感染する伝染性のウイルス感染症で、小児や若年成人に多くみられます。
  • 風疹は、ワクチンで予防できる先天性欠損症の主な原因です。 世界中で毎年推定 10 万人の乳児が先天性風疹症候群 (congenital rubella syndrome : CRS) を持って生まれています。
  • 風疹に感染すると、特異的に有効な治療法はありません。予防接種のみが予防を可能とします。
  • 妊娠 12 日以内および妊娠初期 (通常、最初の 8 ~ 10 週以内) に風疹ウイルスに感染すると、流産、胎児死亡、CRS を起こすことがあります。
  • 安全で費用対効果の高いワクチンがあるにもかかわらず、2022年には 78 カ国で推定 17,865 件の風疹患者が発生しています。

本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも
全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい。

厚生労働省検疫所ホームページ :風疹について (ファクトシート)

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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