健康とウエルビーイングのためのセルフケア

キーファクト(主要な事実)

  • セルフケアとは、医療従事者や介護従事者の支援の有無にかかわらず、個人や家族、地域社会が、自らの健康を促進 ・ 維持し、病気を予防し、病気に対処する能力のことです。
  • セルフケア介入には、医薬品、機器、診断、デジタルツールなどがあります。 セルフケア行動には実践、習慣、ライフスタイルの選択が含まれます。
  • ヒトパピローマウイルス (HPV) の自己サンプリングは、子宮頸がんをスクリーニングするための効果的なセルフケア介入です。
  • 男性用コンドームと女性用コンドームは、望まない妊娠や HIV を含む性感染症 (STIs) を予防する上で、非常に効果的なセルフケア介入策です。 コンドームの使用を支援するために、偏見のない、その人を中心とした情報 (person-centred information) を提供すべきです。
  • 血糖の自己モニタリングは糖尿病管理の重要な部分であり、血圧の自己モニタリングは高血圧管理の効果的な介入です。
  • 適切なセルフケアは、アルコール、薬物、タバコの乱用による死亡率や罹患率を減らすことができます。
  • 定期的な身体活動は、毎年推定 390 万人の早期死亡を回避できるセルフケアの一形態です。
ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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