アフリカ・トリパノソーマ症(睡眠病)

キーファクト(主要な事実)

  • ヒトアフリカトリパノソーマ症 (HAT) は、感染したツェツェバエが媒介する原虫寄生虫によって引き起こされます。 サハラ以南のアフリカで流行しています。 治療しなければ、HATは一般的には命にかかわります。
  • この病気の危険にさらされるほとんどの人々は農村部に住み、動物の飼育または狩猟に従事している人々です。
  • HATは、感染する寄生虫の亜種によって 2 つのタイプがあります。 ガンビア ・ トリパノソーマ (報告例の 92 % ) とローデシア ・ トリパノソーマ ( 8 % ) です。
  • 持続的な対策の努力により、過去 20 年間で新規感染者数は 97 % 減少しています。
  • 診断と治療は複雑で、専門的なスキルが必要です。

本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい。(改訂前)

厚生労働省検疫所ホームページ:アフリカトリパノソーマ症(睡眠病)(Fact sheet)

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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