結核
キーファクト(主要な事実)
- 2024年には結核 (TB) で 123 万人が死亡しました (HIV 感染者 15 万人を含む) 。 世界的に見ると、結核は単一の感染症による死因として世界一位であり、死因の上位 10 位 以内に入っています。
- 結核は2024年、HIV 感染者の死亡原因の 第 1 位 であると同時に、薬剤耐性に関連する死亡の主な原因ででした。
- 2024年には、世界で推定 1070 万人が結核 (TB) に罹患しました。 内訳は男性 580 万例、女性 370 万例、小児 120 万例となっています。 結核はすべての国と年齢層に存在します。
- 多剤耐性結核 (MDR-TB) は依然として公衆衛生上の危機であり、健康安全保障上の脅威です。 2024年に治療を受けたのは、薬剤耐性結核患者の 5 人に 2 人しか治療を受けていません。
- 結核対策への世界的な取り組みにより、2000年以降、推定 8,300 万人の命が救われました。
- 結核は予防も治療も可能です。
なお、本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページにおいて、全文の日本語訳が公開されています (改訂前の2018年 1月現在の情報です) 。
厚生労働省検疫所ホームページ :結核について (ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。







