黄熱病
キーファクト(主要な事実)
- 黄熱病は、蚊が媒介するウイルス性疾患であり、主に日中に刺す蚊によって感染します。
- アフリカ 27 か国とラテンアメリカ 13 か国が黄熱病の発生リスクが高い地域に分類されています。 黄熱病が発生していない地域への国際的な感染拡大の可能性は、依然として世界的な健康安全保障上の懸念事項です。
- 安全で手頃な価格のワクチンは、1 回の接種で生涯にわたる保護を提供します。
- アフリカとアメリカ大陸では毎年推定 67,000 ~ 173,000 件の重篤な感染症と 31,000 ~ 82,000 人の死亡が発生しており、そのほとんどがアフリカで発生しています [1、2] 。
なお、本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページにおいて、全文の日本語訳が公開されています (改訂前の2016年5月現在の情報です) 。
厚生労働省検疫所ホームページ :黄熱病について (ファクトシート)
[1] Gaythorpe K.A.M. et al. The global burden of yellow fever. ELife. 2021;10:e64670.
[2] Garske T. et al. Yellow fever in Africa: Estimating the burden of disease and impact of mass vaccination from outbreak and serological data. PLoS Med. 2014;11(5):e1001638 -
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。







