世界が今年もユニバーサル ・ ヘルス ・ カバレッジ (UHC) デー (12月12日) を迎える中、COVID-19の大流行は、世界を分断する政治的、社会的、経済的不公平を放置した結果を容赦なく拡大しています。
すべての人に健康を、そして人種、宗教、性別、貧富の差にかかわらずすべての人を守る医療システムを提供することは、人権であると同時に、社会経済の持続的発展を実現するための前提条件でもあります。
健康の公平性を全世界の目標の上位に位置づけ、ユニバーサル ・ ヘルス ・ カバレッジを達成するためには、これまで以上に、新たな強い政治的意志が必要です。
誰もが経済的に困ることなく、必要なときに必要な医療を受けることができる、より公平で健康的な世界を築くためには、プライマリーヘルスケアへの投資を拡大することが必要です。
プライマリーヘルスケアとユニバーサル ・ ヘルス ・ カバレッジのための国際協力を目的としたWHO最大の推進力の一つであるUHCパートナーシップは、COVID-19パンデミックへの継続的な対応の一環として、回復力のある公平な保健システムを構築することができるよう、各国に対する支援を行っています。