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COVAX、コロナワクチン 10 億回分を出荷

COVAX は 1月15日、 110 万回分のワクチンをルアンダ向けに出荷し、これまでの累計出荷数は 10 億回分に達しました。

COVAXは歴史上最大のワクチン調達 ・ 供給組織として、これまでに 144 ヵ国にワクチンを納入していますが、 1月13日現在、 194 の加盟国のうち36カ国が人口の 10 % 未満、 88 カ国が 40 % 未満しかワクチンを接種できていません。

高所得国による買い占めと備蓄、壊滅的な伝染病の発生による国境や供給の制限によって、COVAXの壮大な目的は十分に達成できていない状況にあります。 また、製薬会社によるライセンス、技術、ノウハウの共有が不十分であったため、製造能力が未利用のままになっていました。

COVAXは、各国政府、製造業者、パートナーと協力し、各国がワクチンを受け取る際に、人々に迅速に届けることができるよう取り組んでいます。

(備考)COVAX ; コロナウイルスワクチンを共同購入し途上国などに分配するWHOが主導する国際的な枠組み

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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