WHOとHRPは、医療従事者が女性器切除を受けた少女や女性に最上のケアを提供できるように、また、この有害行為と人権侵害をなくすため、 2 つの新しいツールを発表しました。 医療従事者は、身体的な傷を癒すだけでなく、女性器切除がもたらす身体的、精神的、性的健康への悪影響などに対するサポートを提供できるのです。 また、新たな事例を防ぐために、自分の世話をする人々の態度に積極的な影響を与え、変えるという重要な役割を果たすことができるのです。
( 1 ) 女性性器切除予防のための人を中心としたコミュニケーション : 医療従事者トレーニングのためのファシリテーターガイド
医療従事者が女性器切除に対する自分自身の価値観を検討し、この有害な行為を止めるための決断を依頼者に促す方法について、知識とスキルを身につけることを支援します。
( 2 ) 女性器切除の内容を看護 ･ 助産カリキュラムに取り入れる : 実践ガイド
助産師や看護師の研修カリキュラムに、女性器切除の予防方法や、健康や福祉に悪影響を受けた女性のケア方法に関する一貫した情報が欠けていることが明らかになっています。今回、実用的なガイドを発表しました。
