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インフルエンザ監視対応システム (GISRS) 70 周年

1952年に設立されたインフルエンザ監視対応システム (Global Influenza Surveillance and Response System : GISRS) は、インフルエンザの脅威から人々を守るために設立された世界的ネットワークとして 70 周年を迎えました。

毎年、季節性インフルエンザの患者数は 10 億人と推定されます。 300 万から 500 万人が重症患者となり、インフルエンザに伴った呼吸器系の死亡者数は世界で 65 万人に上ります。 インフルエンザウイルスの変異株は常に出現しており、COVID-19の原因ウイルスであるSARS-CoV-2と同様に、急速に拡散していきます。 これらはパンデミックを引き起こし、広範囲な社会の混乱と数百万人の死亡をもたらす可能性があります。

GISRSは1952年に 25 カ国の参加をもって設立されました 現在では 127 の国、地域にある 150 以上の研究所のネットワークとして運営されており、インフルエンザウイルスとその疾病を継続的に監視しています。 毎年、数百万もの検体が検査され、数万ものウイルスとインフルエンザの動向がGISRS内で共有されています。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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