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紛争、気候危機、COVID : 世界は “健康のための平和、平和のための健康 “を必要としている

4月 7日の世界保健デーを記念して、テドロス事務局長は、地球と人々を守るために平和と健康を促進する必要性に着目し、大胆な新しい構想を打ち出しました。

(テドロス事務局長の発言要旨)
紛争の激化、気候情勢の悪化、パンデミックの長期化などが重なり、「終末時計」は午前 0 時 100 秒で止まっており、1947年の作成以来、世界が文明の終末に最も近づいた状態が続いています。

平和は、健康、開発、紛争、気候危機、COVID-19などの課題に取り組む私たちのすべての活動の基礎であることを認識し、私は本日、「健康のための平和、平和のための健康」という新しいグローバル ・ イニシアティブ (新規構想) を発表します。

このイニシアティブは、何よりもまず、健康と平和をめぐる新たな対話を促進することを目的としています。私は、他の国連機関、市民社会、スポーツ団体、学界、企業などに、このイニシアティブを支援するよう要請するつもりです。 このイニシアティブは、最終的には、病気や死のリスクが最も高い人々を支援する平和構築活動全体の一部となるとを私は考えています。

紛争、気候危機やCOVID-19などは、食糧や燃料の価格、インフレの大幅な上昇を招き、多くの人々が健康に手が届かなくなる原因となっています。 平和のための取り組みには、健康や教育と並んで、質の高い栄養価の高い食料へのアクセスを確保することも重要な要件となります。 どのような危機であれ、WHOが常に最前線で命を救い、「すべての人のための健康」を目指して戦っていることを誇りに思います。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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