現在、WHOの年間予算 30 億ドルのうち加盟国からの拠出は約 16 % 、残りを任意拠出金が占めており、WHOの活動に支障をきたしていました。
WHOの主要加盟国で構成される「持続可能な資金調達に関するワーキンググループ」は、加盟国からの分担金を段階的に増やし、2028年から2029年にかけて分担金を予算の 50 % にすることに合意しました。
また、WHOの予算 ･ プログラム ･ 資金調達のガバナンス強化に関する機動的な加盟国タスクグループを設立し、透明性、効率性、説明責任、コンプライアンスに関するガバナンスにおける課題を分析し、提言をまとめ、2023年 1月の第 152 回理事会とプログラム ･ 予算 ･ 運営委員会の第37回会議を通じて、2023年の第 76 回世界保健総会に報告し、長期的改善を勧告することを提言しました。
