WHO最新ニュース

持続可能な開発のための2030年アジェンダにおける健康の促進に関する上海宣言

私たちは、健康増進のための新たな世界的状況に直面しています。 人々の健康はもはや地球の健康と切り離すことはできず、経済成長だけでは国民の健康は改善されません。 健康安全保障の課題は増加傾向にあり、強力な商業力が健康を阻害するように働いています。 グローバルな健康危機の広範なスペクトラム (現象) は、こうした急速な変化の証であり、統合的な対応を必要としています。

この宣言は、2016年11月21日~24日、中国 ・ 上海において発出されたものであり、(SDGs) の達成に健康とウエルビーイングが不可欠であることを正式に認識し『健康が普遍的な権利であり、日常生活に不可欠な資源であり、共通の社会的目標であり、すべての国の政治的優先事項であること』を再確認したものです。 SDGsは、健康への投資、ユニバーサル ・ ヘルス ・ カバレッジの確保、あらゆる年齢層の人々の健康格差を是正する義務を定めています。 私たちは、誰一人として置き去りにしないことを決意しています。

《上海宣言要旨》

  1. すべてのSDGsの行動を通じて、健康を促進する
  2. 健康のために大胆な政治的選択を行う
  3. 健康にはグッドガバナンスが不可欠である
  4. 都市とコミュニティは健康のための重要な環境である
  5. ヘルスリテラシーは市民に力を与え、公平性を促進する

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

WHOインターンシップ支援
メールマガジン登録

刊行物(目で見るWHO)
賛助会員募集中