国連食糧農業機関 (FAO) 、国連環境計画 (UNEP) 、世界保健機関 (WHO) 、国際獣疫事務局 (WOAH、OIE) の四者構成組織は、2022年の世界抗菌薬啓発週間 (WAAW) のテーマ「みんなで薬剤耐性を防ごう」を発表しました。
薬剤耐性 (AMR) は、人間、動物、植物、環境に対する脅威で、私たちすべてに影響を及ぼすものです。 AMRとの戦いは、まさにグローバルな取り組みであり、「ワンヘルス (生物と環境を一体と考える健康対策) 」のアプローチで取り組まなければならないのです。
効果的に抑制するためには、すべてのセクターが力を合わせ、抗菌剤の慎重な使用を促すとともに、(疾病などの感染) 予防策を講じる必要があります。
医療施設、農場、食品産業の敷地内における感染予防と管理の強化、ワクチン、清潔な水、衛生設備へのアクセスの確保、食品と農業生産におけるベストプラクティスの実施、関連産業からの廃棄物と廃水の健全な管理の保証は、抗菌薬の必要性を減らし、AMRの出現と伝播を最小限に抑えるために重要です。
世界抗菌薬啓発週間」のスローガンは、引き続き「Antimicrobials : Handle with Care」です。 WAAWは、毎年11月18日から24日まで開催されます。
