ウクライナ戦争から 6 カ月、WHOは 150 を超える政府、国連、市民社会のパートナーと連携して、1300 トンを超える医薬品を届け、医療搬送のための 3 つのヘルスハブの設置や、80 以上の緊急医療チームの調整、医療相談、外傷 ･ 緊急手術、リハビリ用品の提供、医療避難の支援を行い、9000 人以上の医療従事者に、外傷手術、大量殺傷、化学物質への曝露、疫学、実験室診断など、さまざまな問題のトレーニングなどを実施してきました。
テドロス事務局長は「 6 カ月にわたる戦争はウクライナの人々の健康と生活に壊滅的な影響を及ぼしましたが、多くの困難にもかかわらず、保健システムは何とか生き延び、最も必要とされる場所と時間にケアを提供しています。 保健医療システムは崩壊していません。 WHOは、ウクライナ国民の健康だけでなく、同国の回復と復興に不可欠な、中断したサービスや離職した医療従事者、破壊されたインフラの復旧のために、ウクライナ保健省への支援を続けています。 しかし、どのようなシステムも戦争の下では国民に最適な健康を提供することはできません。 だからこそ、私たちはロシア連邦にこの戦争を終わらせるよう求め続けているのです。」と述べています。
さらに、ウクライナ保健当局とWHOは、厳しい冬に備え、今後の重要な保健ニーズに対する最善の支援方法についての戦略を練っています。
