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WHO、長時間作用型注射用抗レトロウイルス薬へのアクセスのためのジェネリック医薬品製造の拡大に関する合意を称賛

WHOは、ヴィーブヘルスケア (ViiV Healthcare) 社と医薬品特許プール (MPP) による持効性注射剤の HIV 治療薬カボテグラビル(CAB-LA)関連の特許に関する新たなボランタリーライセンス契約の発表を歓迎します。 この薬品はHIV感染のリスクが高い人々にPrEP (pre-exposure prophylaxis : 暴露前予防内服) に代わる安全で効果的な選択肢として期待される長時間の効果が期待できる注射薬です。

この契約により、ジェネリック医薬品メーカーは、必要な規制当局の承認を得た上で、90 の中低所得国でCAB-LAのジェネリック医薬品を開発、製造、供給する機会を得ることができます。 これは、サハラ以南のアフリカ諸国を含む世界中の後発開発途上国、低所得国、低中所得国での長期的なアクセスを支援するための重要なステップとなります。

WHOのCAB-LAに関する新しいガイドラインでは、PrPEに代えてCAB-Aを 2 カ月に 1 回注射で投与する方法を推奨しており、WHOは、VIiV社とMPPが、HIV感染のリスクが高い人々にこの重要な新しい予防手段を支援する道筋を示していることに賛辞を贈りたいとしています。

記事の詳細はWHOのサイトをご覧ください。

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