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2021 – 2030年の顧みられない熱帯病への取り組みに対する継続的な投資の理論的根拠

WHOのハイレベル戦略文書である「持続可能な開発目標の達成に向けた怠慢の解消」において「顧みられない熱帯病に関するロードマップ 2021 – 2030 」が2020年11月に承認、21年 1月に発表されました。 これは、顧みられない熱帯病 (NTDs) の2030年目標の達成に向けた、チャレンジングな道のりを描いています。

NTD2030の目標達成に必要な進捗を加速するための資金調達は、グローバル協議においてその必要性を強調され、これまでも資源不足がNTDの制御、撲滅、根絶の大きな障壁と見なされてきました。この課題は、コロナウイルス感染症 (COVID-19) のパンデミックによってさらに強まり、実際、多くの公衆衛生目標の方向性が短期的にも長期的にも変化しています。

この提言文書はNTDs対策に投資する根拠を示し、ロードマップの実施を支援するもので、 これまでの複雑な資金状況や広範かつ多様な疾患との関連で、前例のない援助予算の削減と国際的な優先順位の変化という背景のもと、作成されました。

本書は、NTDs対策に投資することの社会経済的価値を世界に向けて注目されるよう説明し、投資の優先順位を示すことを目的としています。

記事の詳細はWHOのサイトをご覧ください。

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