世界保健機関は2023年 4月 7日の世界保健デーに 75 歳の誕生日を迎え、過去 70 年間に生活の質を向上させた「公衆衛生の成功」を振り返る機会であり、今日と明日の健康課題に取り組むための行動を喚起する機会でもあります。
WHOと共に、Health For Allを達成するための旅に出かけましょう。
《キーメッセージ》
- Health For All は、世界中において平和で豊かで持続可能な生活を送るために、良好な健康状態維持を目的としています。
- 健康に対する権利は基本的人権で、誰もが、必要な時 ･ 場所で、必要な保健サービスを受けられなければなりません。
- 世界人口の 30 % が必要な保健サービスを受けることができません。
- 約 20 億人が壊滅的な、あるいは困窮した医療費に直面しており、著しい不平等が最も脆弱な環境にいる人々に影響を及ぼしています。
- ユニバーサル ･ ヘルス ･ カバレッジ (UHC) は、経済的で質の高い必須サービスを提供し、貧困から救い幸福を促進し、Health For All に向かって前進させます。
- すべての人の健康を実現するためには、医療を必要とする個人とコミュニティや、適切なケアを提供できる熟練した医療従事者、そして国民皆保険に投資することが必要です。
- PHCアプローチによる保健システムは、健康と幸福に人々に近づけるための、最も効果的で費用対効果の高い方法であることを証拠が示しています。
- すべての国において、COVID-19をはじめとする保健分野の緊急事態、重なり合う人道的 ･ 気候的危機、経済的制約、戦争は、Health For All への道のりをより短縮される必然を生じました。 今こそ市民社会は指導者に責任を感じさせ、指導者はユニバーサル ･ ヘルス ･ カバレッジの公約を果たすために行動を起こすべき時なのです。
- 健康関連のSDGsを達成するためには、これらの進捗を加速させる必要があります。
