世界保健機関 (WHO) は、2021年後半から2022年にかけて、西太平洋地域担当理事に対する不正行為の疑惑を受けました。
虐待的行為に対するゼロ ･ トレランスという機関の方針に沿って、この疑惑は、すべてのWHO職員に適用される通常の手続きに従って調査され、その後審査されました。 これには、地域事務局長がすべての関連証拠を受け取り、正当な手続きに沿って申し立てに対応する権利も含まれていました。 これらの手続きの結果、不正行為の所見が認定されました。
調査結果を慎重に検討し、西太平洋地域委員会および執行理事会との協議を経て、同地域事務局長の任命を解除しました。
次期西太平洋地域事務局長の選挙時期は2023年 4月に開始され、WHO事務局長のテドロス ･ アダノム ･ ゲブレイエスス博士が地域の加盟国に対して候補者案の提出を呼びかけます。 選挙は2023年10月に開催される地域委員会の非公開会合で行われ、指名は執行理事会の承認を得ることになります。 これは、標準的な手続きと期間、すなわち、前回の西太平洋地事務局長の選挙から 5 年後に行われます。
新地域事務局長が就任するまでの間、2022年 8月から西太平洋地域担当指揮官を務めている Zsuzsanna Jakab 博士が地域事務局長代理を務めます。 Jakab 博士は2019年からWHO事務局長補を務めており、以前はWHOの欧州地域事務局長を務めていました。
