WHOは、身体活動を増やすことで予防できたはずの非感染性疾患の治療に、毎年約 270 億米ドルを費やしていると推定しています。 また、2020年から2030年の間に、身体活動不足に起因する非感染性疾患を発症する人が 5 億人近く増加すると予測しています。
この度、WHOは世界スポーツ用品工業連盟 (WFSGI) と覚書を締結しました。 これは、グローバルヘルスを改善するために身体活動とコミュニティスポーツへの参加を増やすための民間部門の支援を調整 ･ 強化することを目的とし、「WHO身体活動に関する世界行動計画 (GAPPA) 2018 – 2030」に定められた効果的な政策の実施に焦点を当てたものです。 国際的なスポーツビジネス団体とのこの最初の合意は、身体活動に関する公衆衛生メッセージを増幅し、知識とベストプラクティスを共有するメカニズムを構築し、コミュニティがよりアクティブになるのを助ける身体活動労働力を強化することを目的としています。
