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第 76 回 世界保健総会 (5月24日) : 緊急事態 ・ 気候変動への対応についての議論

事務局長は、WHOの緊急事態における活動 (WHOは現在、公式にグレーディングされた 55 以上の緊急事態に対応しています) をレビューし、パンデミックの予防、準備、対応のための様々なプロセスの整合性を図る努力を続けていくと述べました。

しかし、ウクライナの健康上の緊急事態に関して、難民に関する決議は採択されたものの、ウクライナと周辺地域の健康上の緊急事態に関する決議案は採択されませんでした。

円卓会議では、気候変動と健康に関する議論が行われ、報告国の 70 % が、気候変動による健康への影響に対処する上で資金不足が最大の障壁であると認識していることが報告されました。

事務局長は、気候変動と健康に関する行動は、気候資金と保健資金というサイロの間に陥っていることを強調し、気候 ・ 健康の課題への投資を緊急かつ拡大する必要性を強調しました。

11月のCOP28議長国のアラブ首長国連邦は、初の「健康デー」の設定と「健康 ・ 気候閣僚会合」の開催を発表し、ドイツは、低 ・ 中所得国における取り組みを支援するため、緑の気候基金 (GCF : Green Climate Fund) に 20 億ユーロの追加資金提供を約束しました。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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