第 76 回 世界保健総会におけるWHO加盟国は、5月25日、「性的搾取、虐待及びハラスメントの防止 (PRSEAH) 」に関する組織の作業の進捗について議論し、WHOによる性的不祥事への取り組みが大きく前進したことを認め、「性的不祥事への対応に関する新方針 (PASM : Policy on Addressing Sexual Misconduct) 」と「性的不祥事の防止と対応のための 3 年戦略」の両方を歓迎しました。
WHO事務局長のテドロス ･ アダノム ･ ゲブレイエスス博士は、加盟国の継続的な支援に感謝し、WHOが注力している 4 つの分野について、組織構造を変更して、
1．安全で信頼できる報告メカニズムを導入
2．迅速かつ信頼性の高い調査を確保
3．エンドツーエンドのプロセスの期限 (200日) を設定
4．被害者と生存者を中心としたアプローチを実行すること
と、改めて述べました。
