WHO最新ニュース

2022 WHO / ユニセフの予防接種率推計

予防接種アジェンダ2030の主要目標は、2030年までに、すべての人が、どこでも予防接種を受けられるようにすることですが、Covid-19のパンデミックは、2020年と2021年に保健システムを緊張させ、結果として後退を招きました。

2022年には、DTP (三種混合ワクチン) を含むワクチンの世界的な接種率が部分的に回復し、「ゼロ接種児 (すべての定期予防接種を受けられなかった子どもたち) 」の数は、2021年の 1,810 万人から 1,430 万人に改善しましたが、パンデミック前の水準である 1,290 万人 (2019年) にはまだ戻っていません。 DTP-3 ( 3 回目の接種 ) の接種率は、2022年には 84 % まで回復し、予防可能な病気にかかりやすい子どもは 2050 万人になりましたが、2021年 ( 81 % 、2450 万人) からは改善されたものの、2019年 ( 86 % 、1840 万人) にはまだ戻っていません。

また、接種ゼロの子どもの 58 % はわずか 10 カ国で占められており、麻疹ワクチン未接種の子どもの 58 % もほぼ同じ国です。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

WHOインターンシップ支援
メールマガジン登録

刊行物(目で見るWHO)
賛助会員募集中