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てんかん及びその他の神経疾患に関する新しい世界的行動計画

てんかんおよびその他の神経疾患に関するWHOの部門横断的世界行動計画 (IGAP : Intersectoral Global Action Plan) が発表され、部門を越えた包括的で調整された対応を通じて、神経疾患を抱えて生きる人々のケアと治療へのアクセスを改善するために必要な行動を定めています。

神経疾患は障害調整生存年 (Disability-adjusted Life Year ; DALY) の主な原因であり、2020年のランセット論文では、神経疾患が世界で 2 番目に多い死因として挙げられており、年間 900 万人が死亡しています。 世界的に神経疾患による負担が大きいにもかかわらず、これらの疾患に対するサービスとサポートの両方へのアクセスは、特に低所得国および中所得国では不十分です。

この行動計画では、5 つの戦略目標を掲げています。 すなわち、政策の優先順位を高め、ガバナンスを強化すること、効果的でタイムリーかつ迅速な診断、治療、ケアを提供すること、プロモーションと予防のための戦略を実施すること、研究とイノベーションを促進し、情報システムを強化すること、そして、てんかんに対する公衆衛生のアプローチを強化することです。

2031年までの目標達成を追跡するため、測定可能な指標とともに10の世界目標が設定されています。 これらの目標を達成するために、この計画では、医療部門をはじめとする関係者間の緊密な協力が必要であること、また神経疾患患者やその介護者、家族の参加とエンパワーメントを支援する必要性についても概説しています。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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