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WHO、薬剤耐性結核の診断にターゲットNGSを使用することに関する速報を発表

WHO世界結核計画では、「標的NGSのような薬剤耐性結核患者に対する革新的な診断の選択肢は、メーカーの関与と新たなエビデンスを生み出す研究のおかげで増えつつあり、必要なすべての人が薬剤耐性結核の迅速で正確な診断を受けられるようにすることは、命を救い、苦しみを減らすことにつながります」と述べ、5月 2日から、ターゲットNGSソリューションの使用に関する入手可能なエビデンスを検討し、薬剤耐性結核の検出における臨床使用に関する勧告を行うために、ガイドライン開発グループを招集し、各国の結核プログラムやその他の関係者に、結核薬剤耐性検出のために利用可能な選択肢に予想される重要な変更点を伝え、国レベルでの迅速な移行と計画立案を可能にするために速報を発表しました。

薬剤耐性結核の検出を目的としたターゲット次世代シーケンシング (NGS : next generation sequencing) は、新しい診断技術で、この技術は、培養に基づく耐性検出法に要する時間の何分の一かの時間で迅速かつ正確な遺伝子解析と耐性に関連する変異の検出のオプションを提供することができ、近年さまざまな市販の「エンドツーエンド (E2E) 」検査が利用可能になったことにも起因します。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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