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WHO:性感染症の検査 ・ 診断改善のための新ガイダンスを発表

COVID-19のパンデミックの間、多くの国でSTIが増加しており、予防と管理の取り組みに課題を突きつけていますが、毎日 100 万人以上の新たな性感染症 (STI) が発生しており、世界的な保健衛生上の大きな課題となっていますが、診断検査へのアクセスが限られているために、中低所得国 (LMIC) における新規性感染症の動向の監視と把握は大きく妨げられています。

WHOは、7月24日から27日にかけてシカゴで開催される STI & HIV 2023 世界会議で、性感染症 (STI) に関する最新のガイダンスを発表します。 このガイダンスは、STIのための低コストのPoint of Care検査をより利用しやすくし、データ収集の改善と必要としている人々へのSTIサービスの質の提供を可能にするものです。新しいガイダンスには、梅毒 (トレポネーマ ・ パリダム) 、クラミジア ・ トラコマティス、淋菌、トリコモナス膣炎を診断するためのポイントオブケア診断技術のターゲット ・ プロダクト ・ プロファイル (TPP) が含まれており、質の高いSTI診断薬の開発を促進することを目的としています。

さらに、STIが増加する中、WHOは検査 ・ 診断サービスへのアクセス改善を呼びかけているほか、この会議で、最新のSTI研究アジェンダと淋菌の抗菌薬耐性 (AMR) についても議論します。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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