《発言要旨》
- 気候の危機は健康の危機であることを認識し、147 カ国が COP28「気候と健康に関するUAE宣言」に署名した。
- ドバイにある WHO グローバル ・ ロジスティクス ・ ハブへの UAE の支援に感謝。 現在進行中のガザ危機をはじめ、世界各地の緊急事態への対応において、ハブは重要な役割を果たしている。
- WHO は、ガザの人道支援要員と物資の安全なアクセスを求め続けています ; ハマスが拘束している人質の解放を求め続けます ; そして、停戦を求め続ける。
- 次のパンデミックは「いつか」ではなく「いつ起こるか」ということ。
- COVID-19 は、新たな病気を引き起こす新たな病原体である「疾病 X」だったが、今後も「疾病 X」や「疾病 Y」、「疾病 Z」が発生する可能性がある。
- パンデミックへの備えと対応に関する国際協定を策定するまであと 15 週間。 進展はしているが、国同士の交渉が必要な相違点はまだある。 また、WHO が主権国家を支配する権限を与えるような文章や言葉はひとつもない。 主権を譲り渡すどころか、協定はその基本原則において、国家主権と国家責任を肯定している。
- 私たちの相互接続と相互依存の世界では、各国は互いに協力し合うことでしか安全を保つことができない。 その意味で、パンデミック協定は国家安全保障へのコミットメントで、すべての国の国益のためのもの。
- Covid-19 を生き抜いた世代として、私たちには、私たちが耐えた苦しみから未来の世代を守る連帯責任がある。