WHO最新ニュース

国連 : 5歳未満の子どもの死亡率、SDGs目標から大きく乖離

子どもの死亡推定に関して国連が (UN IGME) 本日発表した最新の推定値によると、新生児と 5 歳未満の子どもの予防可能な死亡をなくすという目標から世界は依然として大きく軌道を外れています。

持続可能な開発目標であるSDGsは、新生児と 5 歳未満の子どもの予防可能な死亡をなくすことを求めており、すべての国が2030年までに新生児死亡率を出生 1,000 人当たり 12 人以下、5 歳未満児死亡率を出生1,000人当たり 25 人以下とすることを目指しています。

しかし、早急に対策を講じなければ、2030年までに 50 カ国以上が 5 歳未満児の死亡率目標を達成できず、60 カ国以上が新生児死亡率目標を達成できないことが明らかになっています。

また、報告書によると、特に低所得国では、児童、青年、若者の死亡率に関する最近の信頼できるデータが依然として入手できておらず、質の高い死亡率データを作成している国は約 60 カ国に過ぎません。WHOなど関連機関は、質の高い保健サービス、栄養、その他女性や子どもの命を救う介入への投資をよびかけています。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

WHOインターンシップ支援
メールマガジン登録

刊行物(目で見るWHO)
賛助会員募集中