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最前線の医療施設は水、トイレ、衛生設備、電気なしで機能不全 (新 WHO、UNICEF報告書)

予防可能な原因によって 5 歳の誕生日を迎える前に命を落とした子どもが 500 万人おり、その半数は新生児であることが明らかになっています。 これらの死因の多くは、安全な水と石鹸のようなシンプルな解決策で防ぐことができます。 新生児死亡の約 43 % は、医療施設の半数しか敷地内に水源がないサハラ以南のアフリカで発生しています。

「医療施設における水、トイレ、衛生設備、廃棄物、電気サービス : 2023年グローバル進捗報告書」は、低 ・ 中所得国 137 カ国において、質の低いヘルスケアによって年間推定 800 万人が死亡し、健康不良や早期死亡による経済損失が 6 兆米ドルに上ることを強調しています。

医療施設における水 ・ トイレ ・ 衛生設備 (WASH) サービスという簡単で安価な介入を行うことで、世界中で数百万人の命を救い、数十億の経済損失を防ぐことができます。 安全なWASHサービスは、命を救う感染予防と制御を可能にし、薬剤耐性の蔓延を抑制し、質の高いプライマリーヘルスケアサービスをすべての人に提供することに貢献します。 しかし、WHOとユニセフ (国連児童基金) が本日発表した新しい報告書によると、各国での対策は不十分です。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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