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より安全で、より健康的で、より公平な世界のために (成果報告書) 2020 – 2021年

COVID-19のパンデミックは、世界中の保健システム、経済、社会に深刻な混乱をもたらし、第 13 次一般作業計画 (GPW 13) の「トリプル 10 億」目標やSDGs (持続可能な開発目標) 保健目標に向けて各国の前進を支援するWHOの活動の多くにも支障をきたしています。 全世界で2030年までにSDGsの保健目標を達成するために必要なペースの 4 分の 1 程度しか進んでいません。

2020 – 21年の 2 年間を対象とした今年の成果報告書では、COVID-19パンデミックへの対応に加え、ウクライナ戦争をはじめとする世界各地の数十の緊急事態に対応するため、世界中のWHOスタッフがいかに精力的に活動してきたかと同時に、世界初のマラリアワクチンの広範な使用を推奨するなど、長年の健康上の課題に対する取り組みも続け、ポリオ撲滅にこれまで以上に近づいていることが紹介されています。

持続可能な資金調達に関する加盟国ワーキンググループが、2028 – 29年の 2 年間までに分担金をWHOのコア予算の 50 % に引き上げるよう勧告したことは、加盟国が我々に求める高品質で効率的なプログラミングと説明責任を実現し、世界が予測不可能な未来に立ち向かうために必要な、WHOへの権限賦与に向けた大きな一歩と言えます。

今後数年間の私たちの優先事項は、最も重要な国々での私たちの活動に、さらに多くの資源が投入されることを確実にすることです。

(備考) プログラム予算 2020 – 2021 の貢献順位 (トップ 10 )

  1. 独、 2. 米、 3. メリンダ ・ ビル ゲイツ財団、 4. 英、
  1. Gavi、 6. 欧州委員会、 7. 日本、 8. 中国、
  1. Covid-19連帯基金、 10. 世界銀行

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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