COVID-19のパンデミックは、普遍的エネルギーへのアクセス進捗を遅らせる重要な要因となっています。
2022年版 『SDG7の追跡 : エネルギー進捗報告』によると、世界では、7 億 3,300 万人がいまだに電気を利用できず、24 億人が健康や環境に有害な燃料を使って料理をしています。 このままでは、2030年までに 6 億 7,000 万人が電気のない生活を送ることになり、昨年の予測より 1,000 万人も多くなります。 特に最も脆弱な国や、すでにエネルギーアクセスが遅れている国において、COVID-19のパンデミックによりアクセスの進捗が妨げられています。
本報告書では、再生可能エネルギーの比率やエネルギー効率の改善状況なども示し、2030年に向けて大幅な向上が必要であるとしています。