WHOとユニセフの報告書は、約18億人が、基本的な水道を使用できないか、水道サービスのない医療施設で働いているため、COVID-19やその他の病気のリスクが高まっていると警鐘しています。
世界中で、4分の1の医療施設には水道サービスがなく、3分の1はケアが提供される手指衛生ができず、10分の1は衛生サービスがなく、3分の1は廃棄物を安全に分別していません。
医療従事者や治療が必要な人々を、きれいな水、安全なトイレ、さらには石鹸のない施設に入れると、命が危険にさらされます。
世界の後発開発途上国 (LDC) はどこも最悪の状況です。2分の1の医療施設には基本的な飲料水がなく、4分の1の医療施設には手指衛生設備がありません。そして5人に3人は基本的な衛生サービスを受けていません。
しかしこの状況を改善することができます。47か国のLDCすべてが医療施設で基本的な水道サービスを確立できるようにするには、1人あたり約1米ドルの費用をかけ、サービスの運営と維持には、平均して1人あたり0.20米ドル/年を必要とするだけです。