日本WHO協会からのお知らせ

2019年3月

2019年2月18日に、世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局(WPRO)の葛西健事務局長の就任祝賀会がホテルニューオオタニで開催されました。根本匠厚生労働大臣、横倉義武日本医師会会長、尾身茂地域医療機能推進機構理事長などの祝辞があり、葛西氏から2024年1月末までの5年間の任期における、すばらしい活動の抱負が述べられました。

いままですでに、日本WHO協会が支援したWHOインターンの皆さん方が、マニラにあるWPRO事務所で貴重な経験を積ませていただいてきました。彼らは、葛西事務局長をはじめ、WPROに勤務する多くの日本人の専門家にお世話になりました。日本WHO協会としては、いままで以上にWPROとの連携を密にして、西太平洋地域の健康増進に積極的に関わらせていただきたいと考えています。

WHOは2019年4月7日の世界保健デーのテーマを昨年と同じユニバーサル・ヘルス・カバレージ(UHC)に決定しました。同じテーマが2年続くのは異例のことです。ことしの世界保健デーは、2018年10月にカザフスタンのアスタナで開催された「プライマリヘルスケア国際会議」と2019年9月に国連総会で行われる「UHCに関するハイレベル会合」の中間の時期に当たります。ことしもUHCに関する理解を深め、関心を高めていきたいと考えています。

理事長 中村安秀

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