青少年期の妊娠

重要事項

  • 開発途上国では毎年15~19歳の少女1200万人と15歳未満の少女のうち少なくと77万7000人が妊娠しています。[1][2]
  • 開発途上国では15~19歳の思春期の少女のうち少なくとも1000万人は望まない(意図しない)妊娠をしています[1]。
  • 世界的に15~19歳の少女の最大の死亡原因は妊娠および出産中の合併症です[3]。
  • 15~19歳の思春期の少女が経験する560万件の流産・中絶のうち390万件は危険なもので、母体の死亡率、罹患率の原因となっており、長期にわたる健康の問題となっています[1]。
  • 10~19歳の思春期の母親は、20~24歳の女性に比べ、子癇、産褥性子宮内膜炎及び全身感染症のリスクが高く、またその年代の母親から生まれた赤ちゃんは、20~24歳女性から生まれた赤ちゃんに比べ、出生時低体重、早期出産及び新生児期 に重篤な状況に陥るリスクが高くなっています[4]。

[1] Darroch J, Woog V, Bankole A, Ashford LS. Adding it up: Costs and benefits of meeting the contraceptive needs of adolescents. New York: Guttmacher Institute; 2016.

[2] UNFPA. Girlhood, not motherhood: Preventing adolescent pregnancy. New York: UNFPA; 2015.

[3] Neal S, Matthews Z, Frost M, et al. Childbearing in adolescents aged 12–15 years in low resource countries: a neglected issue. New estimates from demographic and household surveys in 42 countries. Acta Obstet Gynecol Scand 2012;91: 1114–18.

Every Woman Every Child. The Global Strategy for Women`s, Children`s and Adolescents` Health (2016-2030). Geneva: Every Woman Every Child, 2015.

[4] WHO. Global health estimates 2015: deaths by cause, age, sex, by country and by region, 2000–2015. Geneva: WHO; 2016.

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

WHOインターンシップ支援
メールマガジン登録

刊行物(目で見るWHO)
賛助会員募集中