慢性閉塞性肺疾患 (COPD)
キーファクト(主要な事実)
- 慢性閉塞性肺疾患 (COPD) は、世界の死亡原因として 4 番目であり、2021年には 350 万人が死亡し、世界全体の死亡者の約 5 % を占めています。
- 70 歳未満の COPD による死亡の 90 % 近くは、低 ・ 中所得国 (LMIC) で発生しています。
- COPD は、世界の健康不良の 原因の 第 8 位 です (障害調整生存年数で測定) 。
- たばこの喫煙は、高所得国における COPD 症例の 70 % 以上を占めています。 LMIC では、タバコの喫煙が COPD 症例の 30 ~ 40 % を占めており、家庭の空気汚染が主要な危険因子です。
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。