メジナ虫症(ギニア虫症)
キーファクト(主要な事実)
- メジナ虫症 (ギニア虫症) は根絶寸前の重症の寄生虫症であり、2024年には 13 人 (暫定値) 、2023年には 14 人の患者が報告されています。
- 感染してから、感染サイクルが完了するまでに 10 ~ 14 か月を要し、その時点でメスの成虫が体外に出てきます。
- 感染は主に、寄生虫に感染したミジンコによって汚染されたよどんだ水を飲むことによって起こります。
- 1980年代半ば、メジナ虫症は 20 カ国で流行していました [1] 。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい。 (改訂前)
厚生労働省検疫所ホームページ :メジナ虫症(ギニア虫症)について (ファクトシート)
[1] 南スーダンは2011年 7月 9日にスーダンから独立しました。 それ以前は、その国のギニア虫症の症例はスーダンとして報告されており、1980年代から2011年までの間に、合計 20 か国で流行していることが報告されていました。
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。