オンコセルカ症

重要事項

  • 一般に「河川盲目症」として知られているオンコセルカ症は、回旋糸状虫という寄生虫によって引き起こされます。
  • この疾病は、感染したシミリウス属のブユに繰り返し刺されることによりヒトに伝染します。
  • 症状はひどいかゆみ、皮膚の変形や視力障害で、永続的な失明に至ることもあります。
  • 感染者の99%以上はアフリカ31カ国に住んでいます。ラテンアメリカとイエメンにもいくつかの流行地域があります。
  • 世界の疾病負荷に関する研究では、 2017 年に O.volvulus による感染は 2090 万件と推定されています。内訳は、 1460 万人が皮膚疾患を患い、 1150 万人が視力を失いました。
  • イベルメクチンによるコミュニティ主導の治療が、アフリカでのオンコセルカ症根絶への基本戦略です。アメリカ諸国での戦略は、半年ごとの大規模なイベルメクチン投与です。
  • コロンビア、エクアドル、メキシコ、グアテマラの4各国は数十年に亘る根絶活動の結果、オンコセルカ症清浄国としてWHOによって認定されました。 
  • 2017年の終わりまでに、ベネゼラ・ボリバル国、ウガンダ、スーダンの3ヵ国が大規模な薬剤投与を中止し、そのうち少なくとも1カ国では3年間の投与後調査を終了しています。
  • もはやオンコセルカ症に対する大規模薬剤投与を必要としない地域に180万の人々が生活しています。

   

本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページの でも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)。

厚生労働省検疫所ホームページ :オンコセルカ症について (ファクトシート)

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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