メジナ虫症
重要事項
- メジナ虫症(ギニア虫症)はあと一歩で根絶まで来ている寄生虫疾患であり、2019年に報告されたヒトの症例はわずか54例でした。
- 感染してから、身体外に成虫がでてきて感染サイクルが完了するまでに10~14か月を要します。
- この寄生虫は多くの場合、寄生虫に感染したノミで汚染されたよどんだ水を飲むことによって伝播します。
- 1980 年代半ば、メジナ虫症は 20 カ国で流行しました。
- 2019年に報告された54例は次の4か国からでした:アンゴラ(1例)、チャド(48例)、南スーダン(4例)、カメルーン(1例、ただしチャドからの可能性がある)。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページの でも
全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい。
厚生労働省検疫所ホームページ :メジナ虫症(ギニア虫症)について (ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。