医療施設の電気

重要事項

  • 低 ・ 中所得国では 10 億人近くが、信頼できる電力アクセスがない、あるいはまったく電力アクセスがない医療施設でサービスを受けていると推定されます。
  • 電気は、照明、通信、清潔な水の供給といった最も基本的なサービスだけでなく、生命を救う重要な医療機器に電力を供給するためにも必要なものです。 電気は、安全な出産、ワクチン接種、診断能力、緊急対応などのアウトカムによって健康を向上させるだけでなく、必要不可欠な保健サービスの可用性と信頼性、そして保健衛生の向上にとっても極めて重要なものです。
  • 南アジアとサハラ以南アフリカの低所得国および下位中所得国では、医療施設のそれぞれ約 12 % と約 15 % が電気を利用できません。
  • サハラ以南のアフリカでは、安定して電力を利用できる病院は半数だけです。
  • エネルギー ・ アクセスの課題は、遠隔地や農村部の医療施設ほど深刻です。
ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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