家族計画・避妊方法
キーファクト(主要な事実)
- 2021年の世界の生殖年齢の女性 (15 ~ 49歳) 19 億人のうち、11 億人が家族計画の必要性があるとしています。 このうち 8 億 7400 万人が近代的な避妊法を使用しており、1 億 6400 万人は避妊に対するニーズが満たされていません [1] 。
- 避妊へのアクセスは、子供の人数や出産の間隔を自由かつ責任を持って決定する基本的人権を支援します。 また、意図しない妊娠を防ぎ、それに関連する健康上のリスクを軽減することで、健康面でも大きなメリットがあります。
- 意図しない妊娠を防ぐためのさまざまな避妊方法があります。 一時的な (可逆的な) 方法と永久的な方法があります。
- 妊娠と HIV を含む性感染症の感染の両方を防ぐことができる避妊法は、コンドームだけです。
[1] United Nations Department of Economic and Social Affairs, Population Division (2022). World Family Planning 2022:
Meeting the changing needs for family planning: Contraceptive use by age and method. UN DESA/POP/2022/TR/NO. 4
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文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。