予防接種率

重要事項

  • ワクチン接種を受けられなかった子どもたち、いわゆるゼロ接種の子どもたちの数は、2021年の 1810 万人から2022年には 1430 万人に改善し、パンデミック前の2019年の 1290 万人の水準にほぼ戻りました。
  • ジフテリア、破傷風、百日咳の 3 種混合ワクチン (DTP3) の接種率は、2021年の 81 % から2022年には 84 % に回復しました。
  • 麻疹ワクチンの初回接種を受けた子どもの割合は、2021年の 81 % から2022年には 83 % に増加しましたが、2019年の 86 % を大きく下回っています。
  • 女子に対するHPV初回接種の世界的な接種率は2021年の 16 % から2022年には 21 % に上昇しました。
  • 黄熱病のリスクがある国でのワクチン接種率は 48 % で、推奨されている 80 % を大きく下回っています。

本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)。

厚生労働省検疫所ホームページ :予防接種について (ファクトシート)

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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