食の安全
キーファクト(主要な事実)
- 食の安全、栄養、食の安心は表裏一体のものです。
- 世界では 10 人にほぼ 1 人、約6億人が汚染された食物を食べて病気になり、毎年 42 万人が死亡しています。
- 低 ・ 中所得国では安全でない食品が原因で、毎年 1100 億米ドル相当の生産性と医療費が失われています。
- 5 歳未満の子供が食中毒による疾病負荷の 40 % を占め、毎年 125,000 人が死亡しています。
- 食物に起因する疾病は、保健医療体制に負担をかけるだけでなく、その国の経済、観光及び交易に悪影響を及ぼし、社会経済の発展を阻害します。
- 食品の安全は、さまざまな国の当局が共有する責任であり、多部門にわたるワンヘルス ・ アプローチが必要です。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)。
厚生労働省検疫所ホームページ :食品の安全について (ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。