B型肝炎
キーファクト(主要な事実)
- B 型肝炎は、肝臓を標的とし、急性及び慢性の両方の疾患を引き起こすウイルス性感染症です。
- このウイルスは、分娩時に母親から子供へと感染するケースがもっとも一般的ですが、幼少期に感染するほか、感染者との性交渉を通じての血液や体液の接触、危険な注射や鋭利な器具によっても感染します。
- WHO は、2022年の慢性B型肝炎罹患者は 2 億 5400 万人、新規感染者数は 120 万人と見積もっています。
- 2022年に B 型肝炎によって 110 万人が死亡したと見られていますが、その大部分は肝硬変と肝細胞癌 (原発性肝癌) です。
- B 型肝炎は、安全で入手可能な有効なワクチンによって予防が可能です。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)。
厚生労働省検疫所ホームページ :B型肝炎について (ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。