インフルエンザ(鳥その他人獣共通)
キーファクト(主要な事実)
- 人は鳥、豚、その他のインフルエンザウイルスに感染する可能性があります。
- 感染した動物との直接接触 (取り扱い、殺処分、屠殺または処理) 、または間接的な接触 (感染した動物の体液で汚染された環境による) は、ヒトへの感染のリスクとなります。
- 動物インフルエンザ ・ ウイルスに暴露されると、インフルエンザのような軽い症状や目の炎症から、重症の急性呼吸器疾患や死に至るまで、ヒトに感染や病気を引き起こす可能性があります。病気の重症度は、感染を引き起こすウイルスと感染者の特徴によって異なります。
- 現在流行している人獣共通感染症のインフルエンザウイルスは、持続的な人から人への感染はまだ確認されていません。
- インフルエンザウイルスは水鳥に自然宿主を持っているため、根絶することは不可能です。 人獣共通感染症は今後も発生し続けるでしょう。 公衆衛生のリスクを最小限に抑えるためには、動物集団とヒト集団の両方における質の高いサーベイランス、すべてのヒト感染の徹底的な調査、そしてリスクに基づいたパンデミック計画が不可欠です。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい (改訂前)
厚生労働省検疫所ホームページ :インフルエンザ(鳥その他人獣共通)について (ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。