ラッサ熱

キーファクト(主要な事実)

  • ラッサ熱は、2~21日間持続するウィルス性の急性出血性疾患で、西アフリカで発生している。
  • ラッサウィルスは、げっ歯類動物の尿や糞便で汚染された食品や家庭用品との接触を通じてヒトに感染する。
  • 人から人への感染や検査室での感染は、特に感染の予防制御対策が充分でない病院で、発生することがある 。
  • ラッサ熱は、ベニン、ガーナ、リベリア、マリ、シオラレオーネ及びナイジェリアが流行地とされているが、他の西アフリカ諸国でも恐らく存在すると思われる。
  • 全体的には死亡率は1%である。ラッサ熱の重篤症例で入院した患者での死亡率は15%である。
  • 水分補給と対症療法による早期の支持療法は、生存率を高める。

本件ファクトシートについて、厚生労働省検疫所ホームページのこちらでは全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい

厚生労働省検疫所ホームページ :ラッサ熱 (ファクトシート)

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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