身体活動
キーファクト(主要な事実)
- 定期的な運動は、肉体的にも精神的にも大きな健康効果をもたらします。
- 成人の場合、身体活動は、心血管疾患、がん、糖尿病などの非感染性疾患の予防と管理に貢献し、うつ病や不安の症状を軽減し、脳の健康を高め、全体的なウエルビーイングを向上させることができます。
- 子供や青少年の場合、身体活動は骨の健康を促進し、筋肉の健全な成長と発達を促し、運動能力や認知機能の発達を向上させます。
- 成人の 31 % 、青少年の 80 % が推奨される身体活動レベルを満たしていません。
- 成人および青少年の身体活動不足のレベルを削減するための世界目標は、2010年の基準値から 2025年までに 10 %、2030 年までに 15 % を相対的に削減することです。
- 2020年から2030年の間に、運動不足のレベルが低下しなければ、公衆衛生システムにかかるコストは、世界全体で約 3,000 億米ドル (年間約 270 億米ドル) と推定されています。
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。