リハビリテーション
キーファクト(主要な事実)
- リハビリテーションは、健康の促進、疾患の予防、治療および緩和ケアとともに、ユニバーサル ・ ヘルス ・ カバレッジの必須の要素となっています。
- リハビリテーションは、小児、成人または高齢者が日常活動においてできるだけ自立する上で助けとなり、教育、仕事、レクリエーション、および家族の世話など、生活上の有意義な役割を担うことが可能となります。
- 現在、世界にはリハビリテーションが有効な健康状態にある人が 24 億人いると推定されています。
- 世界では、人口の健康状態や特性の変化により、リハビリテーションの必要性が高まると予測されています。 例えば、人々はより長く生きていますが、より多くの慢性疾患や障害を抱えています。
- 現在、リハビリテーションのニーズはほとんど満たされていないのが現状です。 低 ・ 中所得国の中では、リハビリテーションを必要とする 50 % 以上の人々が必要なサービスを受けることができていません。 紛争や災害、感染症などの緊急事態は、リハビリテーションのニーズを急増させるとともに、リハビリテーション ・ サービスを中断させることになります。
- リハビリテーションはユニバーサル ・ ヘルス ・ カバレッジの重要な要素であり、持続可能な開発目標 3「あらゆる年齢層のすべての人々の健康な生活を確保し、ウエルビーイングを促進する」を達成するための重要な戦略です。
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。