若者の暴力

重要事項

  • 若者の暴力は、世界中で公衆衛生の問題となっています。これには、いじめや喧嘩から、より深刻な性的・身体的暴行、殺人まで、さまざまな行為が含まれます。
  • 世界の年齢10~29歳の年代層で毎年約200,000人の殺人が発生しており、これは世界全体の殺人者数の42%を占めます。
  • 10~29歳の年代層で殺人は死因の第4位であり、これらの殺人事件の84%では男性が犠牲者となっています。
  • 若者1名の殺害につき、他に多くの若者が病院での治療が必要な傷害を負っています。
  • ある研究は、女性の3~24%の最初の性体験は力ずくのものと報告しています。
  • 死に至るものでなくとも、暴力被害を受けた若者は、個人の身体的、心理的、社会的な機能に深刻かつ往々にして生涯消えないほどの影響を与えるのです。
ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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