保健医療廃棄物

重要事項

  • 保健医療活動から出る廃棄物の全体量のうち、約85%は一般の有害でないゴミです。
  • 残り15%は、感染性、有害性あるいは放射性などの可能性がある有害な物質であると考えられます。
  • 毎年世界中で約160億本の注射が行われていますが、全ての注射針やシリンジが使用後に適切に廃棄されているとは限りません。
  • 保健医療廃棄物の野焼きや焼却は、場合によっては、ダイオキシン類、フラン類や粒 子状物質の排出につながることがあります。
  • 保健医療廃棄物の安全で環境に配慮した管理を確実にしていくことで、化学的生物学的有害物の意図しない放出、薬剤耐性微生物を含む廃棄物から、患者、保健医療従事者や一般公衆の健康を守る環境へと、健康や環境への悪影響を予防することができます。
ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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