WHO最新ニュース

HIV曝露前予防薬 (PrEP) 実施ツールの新しいモジュール

WHOは、第 23 回国際性感染症連合 (IUSTI) 世界大会において、HIV曝露前予防薬 (PrEP : プレップ、Pre-Exposure Prophylaxis) 実施ツールの新しいモジュールを発表しました。 このモジュールは、意思決定者、プログラムや施設の管理者、医療従事者に対し、地域の状況やPrEP提供サービスの様式を考慮した性感染症 (STI) サービスの段階的統合のための枠組みと実践的なガイダンスを提供するものです。

HIV感染に対するPrEPが必要な人々は、他のSTIリスクも高いことが多く、世界的に見ると、それらの人達の 4 人に 1 人は、PrEPを始める前に少なくとも 1 つのSTI、すなわち淋病、梅毒、クラミジアと診断されたことがあるのです。

STIは無症状であるため、検査を行わなければ、これらの感染の多くは見逃され、感染の連鎖が続くことになります。

多くのSTIが治療可能であることを考えると、PrEPを使用している人にSTIサービスを提供することは、見逃してはならない機会です。

記事の詳細はWHOのサイトをご覧ください。

WHOインターンシップ支援
メールマガジン登録

刊行物(目で見るWHO)
賛助会員募集中